やってはいけない!英語の勉強方法
最近運動不足なんですが、花粉症で外に出たくない、不健康のなすこんにゃくです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は英語の勉強方法についてご紹介します。
その名も「やってはいけない勉強方法」です。
なすこんにゃくも英語には大変苦労しました・・(現在進行形です)
いろんな人から言われたこと&巷のおすすめ勉強法といった類のものを色々やりましたよ。そこで、気づいたことをまとめてみました。
とりあえず、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング全部伸ばしたい
最初に声を大にしてお勧めしたいのが、目標を明確化にするです。
日常会話レベル or ビジネスレベル or 大学院レベル??など目標とするレベルを明確化にするのも大事なのですが、それよりも「どこを伸ばしたいのかを明確にすること」がとてもとーっても大切です。
なすこんにゃくも昔、リスニング・スピーキング・ライティング・リーディング全部伸ばしたい、いや伸びるだろうと思っていたんです。
が、言語学の博士号を持っているネイティブのカナダ人先生に言われたのは、「全部平等にレベルアップするのは難しいよ」でした。
英語力が伸びる時、必ずと言っていいほど、「スピーキング・リスニング」または「ライティング・リーディング」のどちらか一方が伸びていくんだそうです。
始めに「スピーキング・リスニング」が伸びた場合、「ライティング・リーディング」も多少なり伸びていきますが、「スピーキング・リスニング」程のレベルには追い付かないということです。
この理由は何故だかわからないのですが、その当時は半信半疑でした。
そして身をもって気づいたんです。話せるのに「読み書き」できない自分を。。。
そこから、徹底して「読み書き」勉強せざる得なくなるのですが、そうすると話せなくなるし、リスニングもにぶるんです。。これは、脳の使う部分の違いということでしょうか。。
っということで、最初にお勧めは「スピーキング・リスニング」「ライティング・リーデイング」のどちらを重点的に伸ばしたいかを考えることをお勧めします。
日本の教育課程ですと、どうしても「ライティング・リーデイング」重視になってしまいがちですが、旅行先や海外の人達とコミュニケーションすることが優先であれば、「スピーキング・リスニング」➡英会話に通う
ビジネスや大学などで書面でコミュニケーションしたり、論文書いたり読んだりするのであれば、「ライティング・リーディング」ですね。
なすこんにゃくは国内にいる時はずっと英会話スクールに通っていたので、なんとな~く話せたのですが、「読み書き」は全く駄目でした。
英会話学校によっては、持ち寄りで先生に書いたものを添削してくれるそうなので、聞いて見るといいかもしれません(私は長く続きませんでした)。
文法を気にしすぎる
英語の勉強をしていくと、常にひっかかるのは「なんでここはinなの?」とか、「なんでここはforじゃなくてto?」等々沢山出てきます。
そこでネイティブに聞いてでてくるのは「なんだろうね~こっちの方が自然」
全く参考になりません。
ある程度の文法の勉強は自己学習でできますが、文法を気にしすぎると会話もできやしません。
特に話す時は文法を気にせず、単語を並べるような感じで話してみることをお勧めします。そうすると、次第に自信がついて、相手の使っているフレーズやいい方を真似できるようになり、「おお!話せるようになったかも!」ともっと自信が付いていきます。会話は「相手に伝わればいいのです」。
なすこんにゃくも、「今の表現は相手に嫌な思いさせたかも・・」と思うことが多いですが、居合わせたネイティブに言わせると「だあ~れも気にしちゃあいねえよ」といつも返ってきます。
確かに、実際に嫌な思いというか、「?」と思わせたことがあった場合には、相手から直接言葉の意味を聞かれた事がありました。
オーストラリアでは、初対面でも結構冗談で皮肉を言い合ったりしている人を見かけることが多いので(冗談なのかどうなのかわからない時もあるのですが・・)、「今の表現は相手に嫌な思いさせたかも・・」と思っている時点で、相手にはな~んにも危害を与えている訳ではないのでしょうね。
読む時も文法にこだわっているとなかなか前にすすみません。始めは分からなくても、段落、または1ページ読んでみることをお勧めします。何度も読んでいくうちに全体像が見えてきます。
書くときは、始めから記者やジャーナリストのような書き方をせず、会話で使うような文を先に書き、そこから主語を変えたり、動詞をアカデミックな英語に変えたりするといいです。こういう風に現地の大学で教わりました☆
初めからわからない単語をハイライトする
英文を読む時に、分からない単語に○つけたり、ハイライトしてしまいがちで、なすこんにゃくもやっていますが、初めからこれをやることはお勧めできません。
分からない単語が多すぎてモチベーションが下がるからです!(笑)
それだけではなく、わからない単語探しになってしまい、文章を読んでいないことに気づいたからです。
分からない単語があっても、止まらずに前後の文章または段落を繰り返し読んでみて、それから分からない単語を調べてみることをお勧めします。
意外に結構自分の予想していた意味だったりします☆
日本語に訳す
なすこんにゃくは、人からのお勧めで、初めてのカナダ留学から英英辞書を使っています。
そして、病みました。。
1つの単語の意味を調べて、その説明文にまたわからない単語があるからです。。
でも、これを繰り返し繰り返しやっていくこと3ヶ月、不思議なもので分かるようになっていきます。
また、自分に合った英英辞書を見つけることも大切です。Oxfordは説明文に自分がわからない単語が多すぎて合いませんでした。
個人的に「Collins COBUILD Student's Dictionary」がお勧めです。
今ではCollinsのFreeオンライン辞書がありますが、私は目で見て「こんだけ調べたんだ!」と実感したくて普通の紙の辞書を使っていました。
無理やり英字新聞を読む
「読み書き」を伸ばすには読書が一番です。
なすこんにゃくは現地の新聞を読むようにしていたんですが、1日でダウンです。
なんでしょう、使われている単語や文法がちょっと難しくて、読みにくかったんです。
次に試したのが、「ハリーポッター」「トワイライト」です。読みやすかったのは良かったんですが、あんまり感情移入できませんでした(英語だからかも)
別の本を探そうにも沢山ありすぎて、モチベーションが上がりませんでした。
そして、「ワンピース」「セーラームーン」のマンガをこちらで読んでみました。結構続けられます。楽しいですからね♫ 分からない単語が出てきても苦なく調べて、3時間読書です(笑)
そんなんじゃあんまり伸びないかもと思いつつ、今、仕事でもやっているのが、英語の研究論文です。意外にも自分に合っていました。何かしら新たな発見が知れたりするので☆
読んでいても苦にならないものをお勧めします。ゴシップ雑誌やスポーツでもファッションでも。文字が少なくてもいいじゃないですか。楽しんで続けられることが大事です☆
さいごに
以上が私が身を持って学んだ英語の勉強方法です。
現地で出会う留学生はやっぱり、海外の映画やドラマを「母国語の訳なし」で観ていたら、自然と英語や日本語までも覚えてしまったって言う人が多い気がします。
私もホストマザーに言われて、テレビや映画を観る時は日本語ではなく英語のサブタイトルをつけていました。後で、「あの時、何て言ってたの?」って聞いていたりもしていました。
やっぱり、ただ勉強するのではなく楽しみながら英語を使って、気が付いたら身についていたっていうのが最高ですね!
そういう風に小さい頃から学んでいたら良かったなあ~と思う、英語の授業で毎回よだれを垂らして寝ていた、なすこんにゃくでした。