Referee (レフリー)は重要です(オーストラリア)
メルボルンは天気があまりよくない日が続いています、心も落ち気味、なすこんにゃくです。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今まで、カバーレター・CV(履歴書)のお話をしてきました。
本日はRefereeのお話です。
初めてRefereeを知ったのは、カナダ留学中でした。水族館でボランティアをしようと思ったら、Refereeが必要とのことで、「それってなんなの??」状態でした。
Referee(レフリー)とは?
簡単に言うと、あなたの推薦者で、「○○さんは真面目でとてもいい人だから雇ってあげてください」というようにサポートしてくれる方です。
オーストラリアの医療系ではだいたい書類選考→面接→Refereeチェックに入るようで、このRefereeになる方の立場が上であればあるほど+アプライする会社とのつながりがあればあるほど、雇われやすくなります。
例えば、「A病院に応募するときにA病院に働いている・働いていたことのある人がRefereeになってもらう」「上司(病棟の師長/部長や看護部長)にお願いする」「教授にお願いする」などです。
けれども、必ずRefereeになる人は一緒に働いていた人や、その教授の授業をとっていたりなど、お互いに顔見知りでなければなりません。家族以外であれば誰でもRefereeになれるので、同僚や友人でも構わないですが、やはり立場が上であればあるほど力強いです。
どのようにReferee(レフリー)チェックされるの?
私の今までの経験では、オンライン(企業がRefereeにメールでコンタクトする)ことがほとんどのようです。メールでRefereeチェック用のリンクが送られ、Refereeがそのリンクを通じてあなたに関する質問を記入式で答えていくような感じになります。
企業の担当者がRefereeに電話をかけてチェックすることもあります。その際にも、あなたに関する質問を電話越しでRefereeが答えていくような感じになります。
Refereeはどこでもついてくる・・・
このReferee、結構厄介で、どこにでもついてまわってきます。
仕事をアプライする時、家を借りるとき、ボランティアをする時、出生届を出すとき・・・などなど、本当に面倒です。
カナダでホームスティしていた時のホストマザーは、家族以外の人がRefereeになるのが原則のため、「私はRefereeになれないのよ」と言っていましたが、オーストラリアで病院のボランティアをする時はOKでした。アプライする先方に確認とってみるといいかもしれませんね。
Refereeになってほしい人を決めたら・・
必ず、仕事を応募する前に(Application formにRefereeを記載する前に)Refereeになってくれるか、相手の方に確認をとりましょう。
そして、履歴書の提出や面接をした後に、「アプライをしたのでよろしくお願いします。」っと、もう一度メールをしましょう。
せっかく面接まで上手くいったのに、Refereeチェックができずに仕事がもらえなかったというケースも聞きます。もし、当初の予定だったRefereeにコンタクトができなかった時のために、他のRefereeも考えておきましょう。
Refereeを頼みにくい・・・
現職の方たちに隠れて就活できないじゃないか・・と思うのですが、Refereeは日常茶飯事なので、頼めば大体の人が快く引き受けてくれます。
こっちでナースの資格が取れて就職する際に、実習先の師長に思い切ってRefereeをお願いしたら、快く引き受けてくださいました。直接実習を見てくださっていたわけではなかったのですが、プリセプターからの報告などを聞いていたのでしょうか。ダメもとで聞いてみるのもありです。
家を借りる場合は、勤務年数や年収のことをダブルチェックしていたので、直属の上司か人事課の人などにお願いしたほうがいいでしょう。
有力なRefereeの見つけ方
やはり、自分が働きたい企業でインターンシップをするかボランティアをした方が確実性が高まると思います。実際に、病院でボランティアをしていた方が次に会った時には常勤で働いていたケースも目にしました。
ちなみに、ボランティアの経験も履歴書に書くことができます。立派な経験として考慮してくれます。
やはり、自分の目標にしていることと関連のある企業や団体にコンタクトして、ボランティアでもなんでもいいので関わらせていただくことが大切です。そういった勇気が就職に大きな有利になります!
一緒に頑張りましょう☆彡